以前のリビジョンの文書です
ジャイロ (=Gyroscope) とは、角速度を計測する事ができるセンサーです。角速度は基本的にタイヤの回転数の比に比例しますが、早く曲がろうとするにつれて追従しなくなって行きます。
また、最近流行している変則4輪マウスの場合、根本的にタイヤの回転数の比と車体の角速度が比例しないため、ジャイロがないと超信地旋回すらできません。
デバイスはAnalogDevicesや、STMicroelectronics、InvenSenseの物が有名です。
ジャイロにはいろいろな種類があります。
以上のような特徴があります。
角速度 - 出力特性の傾きです。
データシートを読みましょう。また、関連する基本スペックとして、計測範囲(飽和する所らへん)が書いてあります。
±1200[deg/s]まで のように書いてあります。
クラシック競技で、±1000[deg/s]、 ハーフ競技では±2000[deg/s]くらいまで計測できるものがあれば良いとされているようです。
あまりにレンジの大きな物を選ぶと、実用する範囲での精度が落ちるので、上記くらいの範囲の物を選ぶのが良いでしょう。
Yaw, Roll, Pitchの3つの回転軸のうち、どれを計測できるかが示されています。
マウスに必要なのはYaw軸なので、出力にYaw軸が含まれている物を選びましょう。
とりあえずここまで保存。