Kitmillの使い方

Kitmillとは、Originalmindから販売されている卓上CNCの事です。 CNCを扱えるようになれば、それなりに精度の高い部品を手加工より簡単に製作できます。

手順

CNCを使うには以下のような手順を行います。

  1. CADを使って図面データを作る
  2. CADデータからCAMを使ってツールパスを生成する
  3. 制御ソフトからツールパスを読み込み、CNCで切削

CADで図面を引く

まずはCADを使って図面を書きます。 CADは何でもいいのですがサークルでは鍋CADというCADがよく使われているようです。 個人的にはJWCADやAutodesk Inventor等がお勧めです。 図面の製作手順は割愛しますが、ここではCNCを使って部品を加工する際に気を付けるべき点を書いておきます。

切削方法に気を付ける

CNCというのは、エンドミルというドリルに似た形状の切削工具を使います。そのため切削した部品の内コーナーは円形になってしまいます。 ステッパマウスのベース等、パーツ同士をはめ込んで組み立てる場合は、このままだと部品が入らないので、角が無くなるように加工する必要があります。

エンドミルの太さに気を付ける

当たり前ですがエンドミルには太さがあります。エンドミルより小さい穴や溝は開けられません。 普通に考えればわかる事なんですが、意外と盲点なので気を付けましょう。 ちなみにサークルで最も使われているエンドミルの太さは1.5mmです。1mm以下のものもありますが、細すぎるエンドミルは簡単に折れてしまうので、最初は2mmや1.5mmなどの丈夫なエンドミルを使いましょう。

図面データはdxf形式で保存します。

Cut2Dでツールパスを生成する

図面データが出来たら、今度はツールパスを作ります。 ツールパスを作るにはCAMというソフトを使います。CAMはdxfファイルを基に、NCがどのようにエンドミルを動かすのかを指示するツールパス、つまり切削工具の移動経路を生成してくれます。このツールパスをCNCを制御するソフトウェアに読み込ませることで図面通りの切削を行うわけです。 KitmillはCut2DというCAMを使っています。Cut2Dの導入方法や使い方は後日書きます(たぶん)

いざ切削!

スシが切れたので後で書きます

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