ロボットの表示機器としてよく使われるLEDには、次のような性質があります。
2、3、4からわかるように、LEDに電流を流しすぎると熱くなって壊れてしまいます。
LEDを壊さずに使うためには、電流を、1mA~20mAに制限しなければなりません。
電流を制限するために一般的に使われる手段として、次の2つがあります。
定電流ダイオードを用いた電流制限は、このサークルではあまり使いません。
ここから、抵抗を用いた電流制限について書きます。
以下の回路を考えます。
この回路には、5Vの電源と、0VのGNDがあり、その間に抵抗とLEDが挟まっています。
ここに、10mAの電流を流すように設計したい時、どうすれば良いでしょうか?
答えは、
です。
実際にやってみましょう。
というように、流したい電流から、抵抗値を計算する事ができます。
以下に、LEDの色と、大体の順方向降下電圧の一覧を書いておきます。
ここに書いてある数字で計算すれば、大体間違いはないはずです。